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2025.03.15
大腸カメラの検査前と検査後の食事について

宝塚市・逆瀬川にある「おかだ消化器・内科クリニック」は、地域の皆様の健康と笑顔を守るため、日々の診療に取り組んでおります。内科・消化器内科を専門とする医師として、患者様お一人おひとりの症状に合わせた丁寧な診療を心がけ、予防から治療まで幅広くサポートしております。

このブログでは、当院での診療内容や、皆様の健康管理に役立つ医療情報を、わかりやすくお届けしてまいります。

今回は、大腸カメラ検査を受けられる方に向けて、検査前後の食事についてお話しいたします。

大腸カメラ検査と食事制限の重要性

大腸カメラ検査では、腸内をきれいにして検査することが重要です。そのため、検査の前後で適切な食事管理が必要となります。食事制限を守ることで、より正確な検査結果を得ることができ、安全な検査につながります。

検査前の食事制限について

検査日の3日前から食事制限が始まります。この期間は消化の良い食品を中心に摂取し、以下の食品は控えていただく必要があります。

制限が必要な食品
  • 食物繊維を多く含む食品(野菜類、豆類、きのこ類、海藻類)
  • 脂肪分の多い食品(脂身の多い肉、加工肉、揚げ物)
  • 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルト)
  • 種のある果物や柑橘類

など

食べても問題のない食品

白米や白パンを中心に、以下の食品は摂取可能です。

  • 主食:白米、おかゆ、食パン、うどん
  • たんぱく質:皮なし鶏肉、脂身の少ない豚肉、牛肉、白身魚、卵
  • 果物:皮をむいたリンゴ、バナナ、桃の缶詰
  • 飲み物:お茶、水、スポーツドリンク、具なしスープ

など

検査後の食事について

検査後の食事は、ポリープ切除の有無により制限内容が異なります。

ポリープ切除を行った場合

10日間かけて4段階で通常の食事に戻していきます。

■段階的な食事の進め方

1. 液状食(2~3日):おかゆ、具なしスープ
2. 軟食(2~3日):煮込みうどん、茶碗蒸し
3. 準通常食(2~3日):やわらかい煮物、豆腐料理
4. 通常食への移行(2~3日):白身魚の煮付け、蒸し鶏

ポリープ切除を行わなかった場合

10日間かけて4段階で通常の食事に戻していきます。

■注意が必要な食品

・刺激物(香辛料、アルコール)
・固い食材(ごぼう、れんこん)
・消化の悪い食品(脂身の多い肉、揚げ物)

など

大腸カメラ検査の前後における適切な食事管理は、検査の精度と安全性を高めるために重要です。食事制限でご不明な点がございましたら、当院のスタッフにお気軽にご相談ください。

また、定期的な大腸カメラ検査は大腸がんの早期発見につながります。検査に不安をお持ちの方も、まずはご相談いただければ、丁寧にご説明させていただきます。

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