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2025.05.05
潰瘍性大腸炎になりやすい人は?治療法や食事について

宝塚市・逆瀬川にある「おかだ消化器・内科クリニック」は、地域の皆様の健康と笑顔を守るため、日々の診療に取り組んでおります。内科・消化器内科を専門とする医師として、患者様お一人おひとりの症状に合わせた丁寧な診療を心がけ、予防から治療まで幅広くサポートしております。

このブログでは、当院での診療内容や、皆様の健康管理に役立つ医療情報を、わかりやすくお届けしてまいります。

今回は、指定難病である潰瘍性大腸炎について、なりやすい人の特徴や治療法、食事の注意点についてお話しいたします。

潰瘍性大腸炎について

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる病気です。原因は明確にはわかっていませんが、20代から30代の若い世代に多く見られます。
現在、国内の患者数は20万人を超えており、厚生労働省から難病の指定を受けています。

発症リスクが高まる要因

潰瘍性大腸炎の発症には、いくつかの要因が関係していると考えられています。
自己免疫異常や腸内細菌のバランスの乱れ、食生活の変化などが影響するとされています。特に、過度のストレスを抱える方や生活リズムが不規則な方、高脂肪・高カロリーの食事を続けている方は注意が必要です。
また、ご家族に潰瘍性大腸炎の方がいる場合も、発症リスクが高まる可能性があります。

主な症状と早期発見

初期の段階では、慢性的な下痢や血便、粘血便などの症状が現れます。症状が進行すると、腹痛や発熱、体重減少なども見られるようになります。
特に下痢がひどい場合は、1日に何度もトイレに行く必要があり、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

このような症状が続く場合は、早めに専門医による診察を受けることをおすすめします。

診断と治療について

診断では、症状や生活習慣についての詳しい問診に加えて、血液検査や便検査、大腸カメラ検査などを行います。
治療は主に薬物療法で行い、炎症を抑えながら症状の改善を目指します。早期に適切な治療を始めることで、多くの方が普段の生活を送れるようになります。

食事療法のポイント

症状が強い時期(活動期)と落ち着いている時期(寛解期)で、食事の内容を調整することが大切です。

活動期の食事管理
  • 消化の良い食品を中心に摂取
  • 高タンパク・低脂肪の食材を選択
  • 刺激物や繊維の多い食品は控えめに

など

寛解期の食事管理
  • バランスの良い食事を基本に
  • 過度な制限は避ける
  • 適度に好みの食品も取り入れる

など

  • ゆっくりよく噛んで食べる
  • 一度に食べ過ぎない
  • 極端に冷たい食べ物は避ける
  • カフェインやアルコールは控えめに

など

日常生活での注意点

日常生活での注意点

ストレス管理も重要です。十分な睡眠と休養を取り、規則正しい生活リズムを保つように心がけましょう。また、体調の変化には早めに気づくことが大切です。

症状や治療に関する不安、食事についての疑問など、どんなことでもお気軽にご相談ください。当院では患者様に寄り添った丁寧な診療を心がけ、皆様の健康的な生活をサポートいたします。

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