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2025.06.02
大腸がんを予防する効果的な方法とは?

宝塚市・逆瀬川にある「おかだ消化器・内科クリニック」は、地域の皆様の健康と笑顔を守るため、日々の診療に取り組んでおります。内科・消化器内科を専門とする医師として、患者様お一人おひとりの症状に合わせた丁寧な診療を心がけ、予防から治療まで幅広くサポートしております。

このブログでは、当院での診療内容や、皆様の健康管理に役立つ医療情報を、わかりやすくお届けしてまいります。

今回は、指定難病である潰瘍性大腸炎について、なりやすい人の特徴や治療法、食事の注意点についてお話しいたします。

今回は、日本人に最も多いとされる大腸がんの予防方法についてお話しいたします。

大腸がんの現状

現在、日本人のがん罹患数では大腸がんが男女合わせた総数で1位を占めています。また死亡数でも2位と非常に高い割合となっており、誰もが無関係ではいられない病気です。特に40歳以上の方に多く見られ、生活習慣と深い関わりがあることがわかっています。

初期症状と進行

初期の大腸がんは、自覚症状がほとんどないことが特徴です。進行すると腹痛や便通の変化、血便などの症状が現れるようになります。さらに進行すると体重減少や貧血などの全身症状も見られるようになります。

予防に効果的な生活習慣

適切な飲酒量を守る

アルコールの過剰摂取は大腸がんのリスクを高めることが知られています。適切な飲酒量の目安は、日本酒なら1合、ビールなら中瓶1本程度です。できるだけ休肝日を設けるなど、節度ある飲酒を心がけましょう。

禁煙する

喫煙は大腸がんだけでなく、多くのがんのリスク要因となります。禁煙することで、がん全般のリスクを下げることが可能になります。

食生活を見直す

赤肉(牛肉や豚肉など)や加工肉(ハムやソーセージなど)の過剰摂取は大腸がんのリスクを高めます。一方で、野菜や果物に含まれる食物繊維は腸内環境を整え、大腸がん予防に役立つとされています。1日に野菜・果物を合わせて400g程度摂取することを目標にしましょう。

適度な運動を取り入れる

運動不足は大腸がんのリスク要因の1つです。ウォーキングなどの軽い運動を1日30分程度行うことで、リスクを下げることができます。激しい運動である必要はなく、日常生活の中で体を動かす機会を増やすことが大切です。

適正体重を維持する

肥満も大腸がんのリスク要因です。適正体重を維持することは、大腸がんだけでなく様々な生活習慣病の予防にもつながります。

検査による早期発見の重要性

生活習慣の改善は大切ですが、それだけでは大腸がんのリスクをゼロにすることはできません。そのため、定期的な検査による早期発見が非常に重要です。

便潜血検査

便に血液が混じっていないかを調べる検査です。簡便で負担の少ない検査ですが、陽性の場合は必ず精密検査(内視鏡検査)を受けましょう。

大腸カメラ検査(内視鏡検査)

大腸がんを直接確認できる、最も確実な検査です。当院では日本消化器内視鏡学会専門医の資格を持つ女性医師が、できるだけ苦痛の少ない検査を心がけています。検査の説明から実施、結果説明まで、すべて女性スタッフでの対応も可能ですので、女性の方も安心して検査を受けていただけます。

大腸ポリープの切除で予防

大腸がんの多くは大腸ポリープから発生します。内視鏡検査でポリープを発見し切除することで、がんへの進行を防ぐことが可能になります。

症状がなくても定期的に検査を

症状がなくても定期的に検査を

大腸がんの予防には、生活習慣の改善と定期的な検査の両方が大切です。特に40歳を過ぎたら、症状がなくても定期的に検査を受けることをおすすめします。

当院では、皆様の不安や疑問に丁寧にお答えしながら、大腸がん予防のサポートをいたします。検査に不安をお持ちの方も、まずはお気軽にご相談ください。

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