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hypertension高血圧とは
高血圧とは、心臓から送り出された血液を末梢組織へ運ぶ血管の壁を押す力のことです。血圧には正常と言われる状態がありますが、その状態よりも一定以上に高い状態が「高血圧」です。
高血圧には2つのタイプ(「本態性高血圧」と「二次性高血圧」)があります。
本態性高血圧(一次性高血圧)
身体内部に異常が見られず、単純に血圧が高い状態です。これには遺伝性があり、両親またはどちらかが高血圧の場合には子どもも高血圧になる確率が高いと言われています。
二次性高血圧
高血圧の原因が明らかな場合で、若い人でも腎臓病やホルモンを分泌する内分泌器官の病気があると、血圧を上昇させるホルモンが過剰分泌されて血圧が上がります。
これが二次性高血圧です。
hypertension高血圧の原因
- 過剰な塩分摂取
- 肥満
- 過剰な飲酒
- 精神的ストレス
- 自律神経の調整異常
- 運動不足
- 野菜や果物不足
など
高血圧の原因には様々なものがあります。基本的には自覚症状がないため計測する機会がなければ正常値なのか高いのかわからないままです。
しかし、高血圧をそのままにしてしまうと、全身の動脈硬化を起こし、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる合併症を引き起こす可能性もあることから、放っておくことは危険です。
hypertension血圧測定のポイント
日本人は塩分摂取が多めの民族であり、知らない間に高血圧になりやすいと言えます。そういったことから、日頃からのチェックが欠かせません。
日頃からチェックする癖をつける方が良いのですが、基本的には自宅でリラックスした状態で測れるようにしておきましょう。
病院で血圧を測ることがありますが、病院に来るまでに歩いていたり緊張していたりするため、正常な値が出ることが少ないのです。そのため、自宅で日々測るようにして、その数値を持って病院に来ていただく方が良いでしょう。
血圧は、上腕(心臓に近いところ)で測るようにしましょう。また、測るタイミングは日々同じタイミング(起床時・就寝前)が理想です。できるだけリラックスした状態になってから計測するようにしてください。