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- 患者さまへの思い
thoughtなぜ「40歳を過ぎたら」内視鏡検査なのか?
40歳を過ぎると、「1年に1回は内視鏡検査を受けましょう」と言われます。特に、検査を受けたことがない人は早めに検査を受けることを推奨されています。
これは、40歳を過ぎると発がんリスクが増えると言われているためであり、消化管の症状は初期症状がほとんどないために内視鏡検査でしか見つけることができないのです。
実際に体に異変が起こる頃には初期とは言えない状態であり、場合によっては重篤なものになってしまうため、最近では30代で受診する方もおられます。40歳を待たずとも違和感を感じたら受診することをお勧めします。
thought若い人に多い炎症性腸疾患
炎症性腸疾患は「潰瘍性大腸炎」と「クローン病」の総称であり、難病指定となっている疾病です。どちらも原因不明の慢性疾患であることから、長期間の治療が必要になります。
炎症性腸疾患は、若い方に多く発症しています。
多くの患者様は、定期的に診察を受け、お薬などによる治療を受けていただくことになります。若い頃から発症してしまうと様々な苦労はありますが、症状が落ち着けば健康な人と同じように生活を送ることができます。
当院では、患者様のライフステージに寄り添った診察と治療を行うことで、前向きな人生をサポートしています。
thought専門外でも一度はしっかりと診察します
患者様の中には「体に不調を感じるけれど、具体的にはどう伝えたらいいかわからない」「どの診療科に行けばいいかわからないため、とりあえず内科にきた」という方もおられます。
当院では、例え専門外であったとしても一般内科での経験を活かして診察を行います。そして、対処できるところに関しては治療を行います。専門的な治療が必要な場合には、当院と連携している医療機関を紹介し、適切な治療を受けていただけるようにしています。
thought検査に対してのハードルを上げ過ぎないでほしい
内視鏡検査(胃カメラや大腸カメラ)と聞くと、どうしてもマイナスイメージがつきものです。インターネットなどで情報を得ることが悪いわけではありませんが、それによって検査のハードルが上がってしまうことで検査を躊躇してしまう方もおられます。
確かに、内視鏡検査は無痛というわけにはいきません。ですが、患者様の負担を減らすための方法はいくつかあります。当院では鎮痛剤や鎮静剤などを使用することによって患者様の負担を減らすよう心がけており、定期的に受診していただけるように取り組んでいます。